フルーツアドバイザーはプロのためのフルーツ資格です。
最近ではフルーツに関する資格も多くなりましたが、プロを対象とした資格は珍しい存在だと言えます。対象となるプロとは、生産・販売のプロを指しており、一般の人が取得することはできません。
フルーツアドバイザー取得の流れと難易度について
フルーツアドバイザーを主催するのは日本フルーツアドバイザー協会です。
先述したように果物の生産や販売のプロを対象とした資格であり、フルーツに関する基礎的な内容や栄養学などを中心に学んでいきます。認定講座を受講後に検定試験を受け、合格することで資格が取得可能です。
もともとはフルーツアドバイザーという資格のみでしたが、現在では3級から1級という形にわかれています。
より本格的な知識を身につけることで上級の資格を取得できる仕組みです。
また、認定講座では基礎的な栄養学やフルーツの知識を前段階として学ぶことができる準3級というコースもあります。
ちなみに以前のフルーツアドバイザー認定講座を受け、資格を取得している人は自動的に3級取得者となっているので安心してください。
フルーツを扱うプロとして栄養学やフルーツに対する知識を本格的に学ぶことができる資格です。
難易度としては3級であれば認定講座の内容を把握していれば合格できる内容ですので、そこまで難しいものではありません。
ただ、専門的な知識が必要とされる2級、1級ともなってくると難易度が上がっていきます。
前段階として準3級も用意されていますので、栄養学を初めて学ぶ人の場合はそちらから受けておくのをお勧めします。
ちなみに試験に出る内容としてはマーケティングやクレームに対する応答の仕方など販売や生産に関わるプロならではの知識も学べることが特徴です。
また、フルーツと健康の関係性など、様々な視点で学ぶことができるので、自分のスキルアップに役立ちます。
フルーツアドバイザーの認定講座ですが、基本的には1日で終わります。集中して講座を受けることで、しっかりと内容を把握できるのが特徴です。
申し込みは日本フルーツアドバイザーの公式ウェブサイトから行うのがお勧めです。
ちなみに上級の講座ですが3級を取得してからという形になります。資格取得の段階で飛び級することはできませんので、注意してください。
基本的にプロのための資格といえるのがフルーツアドバイザーです。
残念ながら業界とは無関係の人が受講することはできませんが、反面、高度な専門知識を学べるのが魅力になります。試験の難易度は受講した内容を理解していれば問題ないレベルですので、そこまで高くはありません。
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