水菓子パティシエとはフルーツに関する資格の1つです。日本フルーツアートデザイナー協会が主催する資格であり、独自規格の資格でもあります。
他のフルーツ系資格とは少し趣が異なるものですが、ビジネスだけではなくプライベートでも役立ってくれる資格です。
水菓子パティシエ取得の流れと難易度について
日本では果物のことを水菓子と呼んで、親しんできた歴史があります。水菓子パティシエはその名の通りに、日本古来の伝統的なおもてなしの心を学ぶことができる資格です。
勿論、現代的なフルーツカットやフルーツに関する理論を身につけることもできますので、幅広い形で役立つ資格になります。
フルーツに関する資格は多いですが、日本的なおもてなしの心や伝統文化を学べる資格は少なく、希少性があるのが特徴です。
また、ビジネス面にしても食品関係だけではなく、異業種の人とコラボレーションできるだけの能力を身につけられるのもポイントになります。
実技面でもフルーツカットの基礎から学ぶことができますので、飲食関係に就職したい人には役立つ資格の1つです。
では、水菓子パティシエを取得する流れをみていきます。水菓子パティシエを取得するには認定講座を受ける必要があり、ぜんぶで4つの工程に分かれているのが特徴です。
最初に基礎的な知識を学び、受講終了後には試験があります。基礎の後には応用編、実践編とあり、それぞれに修了試験をクリアすることで、最後のステップに進むことができる形です。
最後は水菓子パティシエの認定講義であり、この講義が終わると認定式に進んで晴れて資格取得になります。
水菓子パティシエを取得するにあたって、どのようなコースで受講するのかを選ぶことができます。約2ヶ月半程度を目安として学ぶことになる短期コース、全4日間で日程が組まれている合宿コースが代表的です。
もう1つ受講生側の希望にあわせて受講のスケジューリングを行ってくれる、完全予約制のVIPプライベートコースがあります。
コースごとに料金設定が異なっており、短期コース、合宿コース、VIPプライベートコースの順で高くなっていくので、自分の都合にあわせて選択してください。
ちなみに水菓子パティシエは難易度がそれなりに高くなっています。
ただ、難関資格ほどの厳しさがあるのではなく、受講内容をしっかりと理解していれば問題なく合格できるレベルです。
基本的に人の口に入るものを提供することになりますので、ただ受講すれば取得できるわけではありません。
水菓子パティシエはフルーツ系資格の中では少し特殊な立ち位置にありますが、基礎的な技術や知識をしっかりと学ぶことができます。飲食関係だけではなく、他業種から取得を目指して受講する人も少なくありません。
難易度は少し高めではありますが、きちんと講座を受講し内容を理解することで取得できますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
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